カスベ乾燥

 水産加工場で春の風物詩の魚の天日干し作業が行われている。
 富士見地区の北海組では厳寒期に納屋掛けし寒風にさらしてきたカスベ、スケソなどを春の日差しに当て乾燥させる作業に入っている。
 晴れた時にしか出来ないことから従業員が納屋近くの干場でカスベなどを並べて日差しに当てては、ビニールシートで覆い熟成させる作業を繰り返している。
 気温が10度以上まで上がる5月のGW明けには更に乾燥させるため工場横のテニスコート一面ほど広さがあるスペースいっぱいに並べ、幾度となく干し完成品にする。
 従業員は「手間をかけるから身が引き締まり旨味が増す」と話し作業は天候を見て夏頃まで続け、完成した製品は関西などに出荷され、煮物の食材として食卓に並ぶ。