人物被災地

 東日本大震災のあった5年前から映画上映会を開き被災地に義援金を送っている「稚内映画を観る会」の阿部雅子会長、曽我部真理子事務局長、安藤朋子事務局次長は「被災地の復興はまだまだ遅れており、稚内から役立っていくことを続けていきたい」と本社を訪れ語った。
 有志6人で始めた同会は、東日本大震災を機に年一回、映画会社が勧める作品の中から上映作品を選び、収益を義援金として日赤に寄付している。会員20人は全員女性。
 阿部さんは「毎年の上映に600人ほど集まり感謝しています。来場してくれた人から良い映画をありがとうと喜ぶ姿を見ると、これからも皆さんの気持ちが豊かになる作品を上映していきたい」と。復興の遅延と、義援金を送る稚内市民が少なくなっている状況に曽我部さんは「宮城の友人の行方が未だ分からないままで、私達ができることを続け、伝えていくのが役目です」と語っていた。
 今年は6月12日に文化センターで「あん」を上映する。3人は「人気作品なので是非多くの人に見てほしい」とPRしている。