シカが増えると共に農林業への被害と車両との衝突事故が多くなっている。衝突事故では死者が出るほどの重大事故も発生しておりニッポンレンタカー北海道は事故防止を目的に、GW前にシカ避けの笛を車両に取り付けることにしたという。
 走行する時に受ける風を利用しシカなど動物だけに聞こえる周波数の音を発し、道路への飛び出しを防ごうとするもので、昨年度は笛を取り付けた車両の衝突事故は1件(同社レンタカー24件中)に止まったという。
 以前は郊外の道路を走行しても沿道の除草が丹念に行われておりシカとの衝突にそれほど神経を使わなかったが、国道も道道もこの数年、除草など道路維持費を縮減していることもあり沿道の草が結構伸び放題で見通しが相当悪くなっているためシカの飛び出しを気にしながら運転するようになった。
 そのような笛を取り付け衝突事故を防げるのなら、それに越したことはなく笛の効果を盲信するのは危険だが、効果があるならば普及させるべきであろう。
 筆者の知り合いにはシカとの衝突で廃車にした人もおり、そのような話を聞くに及び尚更のことシカ対策が必要に迫られているのを感ずる。
 人間と他の動物は共生してこそ同じ地球に棲む動物同士、何かと塩梅がいいのだろうが、人間優先は人にとって譲れないところでありシカ避け笛の効果がどれほどか、興味津々のところではある。
 家庭菜園、花壇など含め被害は毎年看過できない事態になっている。車両との衝突は命にも関わることなので解決策が急がれる。