大阪、福井でコンブ問屋との懇談(28~30日)など終え帰市した稚内漁協の安藤組合長らは、一昨年の高騰からさほど下落しなかった稚内産コンブの昨年の入札価格について相手(問屋)は「札入れても当たらない(落札できない)」などと皮肉交じりに言っていたが「入札価格については此方が承知せぬことであり致し方ないものと考えている」(木村専務)などと静観する姿勢にあるとした。
 コンブ問屋の言い分は昨年の入札価格が前年(一昨年)からさほど下がらず高止まりしたことが背影にあるようで、物によっては落札金額から数円、数十円安く落札できなかった問屋の恨み節のニュアンスもあったよう。
 昨年の懇談のように数量への言及はなかったものの、安定生産に向けた取り組みは旗なし自由採取を7月中に前倒しするなど計画もあり、安藤組合長らは稚内など、りしりこんぶへのニーズは高まっているとの感触を得たようだ。