常套句となったが月日のたつのは早く明日から4月である。「厳しい寒さを耐え忍び」というほどの冬ではなかったが、昨年11月の初雪以来の冬への備えは我々雪国の住人の心に負荷を与えており、そういうことでは厳しい4カ月だったか。
 国の新年度予算が成立し「一億総活躍社会」とやらの名目で日本国民全員が活き々々とした社会の実現めざした施策が展開されようとしている。
 政治家というのは国民に夢を与えねばならないのだが「一億総活躍」というのは眉唾物だろう。資本主義で民主的国家の日本にあって押し並べて活躍(色々な意味合いあるだろうが)するなんてことは有り得ることでなく日本の現実をある意味一番享受している安倍総理が題目として唱えるのだから尚更怪しいものがある。
 日本人の格差は昔も今も歴然としてあり、金満家と貧乏人、学歴のある人とない人の違いは雲泥ほどあり、それでも底辺にいる人含め一般国民は不平等を物ともせず逞しく生きている。
 一億総活躍社会というのは国民を鼓舞するための詭弁ともいえる題目であり、我々一般国民にしてみると「自分たちで頑張るので構わないで下さい」と言いたくなるほどだ。
 国会議員(衆議)定数削減だって国会の場で当時の野田総理と約束したにも拘らず遅々とし、今週から施行された安保関連法では防衛省予算が5兆円超になるなど粛々と進められている。
 介護、待機児童、消費税増税等々課題山積する中、安倍丸の針路は正しいのか。不安が募る。