稚内税関支署は2月の稚内貿易概況をまとめた。昨年12月以来、2カ月ぶりに活カニの輸入はあったが、貿易金額は前月に続いて低水準だった。
 輸出400万円(昨年同月対比11・9倍)輸入1900万円(同65・6%減)の2200万円。輸出は2カ月連続し増加したが、輸入は14カ月連続し減少した。
 活カニの輸入はタラバだけで4㌧(同5・6%減)、1300万円(同9・8%増)。ズワイは昨年12月から3カ月連続しゼロ、毛ガニに至っては一昨年12月10日の日ロカニ密漁密輸防止協定発効後のゼロが続く。輸入はほかにサケなど冷凍魚600万円。
 輸出は中国などアジア向けの活カニが200万円。冷凍ニシンやなどの魚介類100万円など。
 外国貿易船の入港は12隻。昨年に比べ4隻減少した。
 貿易額の落ち込みやカニの減少について、協定の影響もありカニに関しては高値で取り引きされる中国などアジア圏に多くが流通しているものと推測されるとしている。
 花野統括監視官は「ピーク時は月に100隻もの入港があった外国船だが、今は5分の1まで減りカニに関しては今後も増えることはないでしょう」と話していた。