乗合タクシー

 稚内市地域公共交通活性化協議会は29日、市役所で開かれた。
 天北地区、恵北・増幌地区、更喜苫内地区の乗合タクシー、稚内空港、JR稚内駅など観光スポットを結び運行するハイブリッドバスの公共交通の活性化に向けた2回目の協議会には、市、宗谷バスなどから30人余りの関係者が出席。会長の青山副市長が「利便性や充実した運行体制を維持していきたい」など挨拶したあと、昨年4月~今年1月までの天北地区、恵北・増幌地区、更喜苫内地区の乗合タクシーと稚内空港・宗谷岬間のハイブリッドバスの利用実績が報告された。
 天北地区、恵北・増幌地区では、市内方面行きは765回運行し2258人(前年2401)が利用し、天北方面行きで929回運行し2520人(同2714)が利用、曲渕線バスとの接続便でも346回運行し、865人(同1124)で105万7820円の運行収入があった。
 通学者が減少した一方、高齢者の利用が前年とほぼ同数で、本格運行後、初めて高齢者の割合が半数を超えた。
 更喜苫内地区では、519回運行し1541人(同1842)の利用で32万400円の運行収入があった。児童生徒の人数は増加傾向にあるものの、下校時間の遅いことから前年と比べて利用者は16%減少した。
 ハイブリッドバスは6月9日~9月14日までの期間中、98回運行し前年度の2経路と比べて約21%増の1619人の利用があり320万円の運行収入があった。
 新年度の事業計画としては、乗合タクシーを廃止する更喜苫内地区のスクールバスは登下校の時間に合わせて運行し、地域住民も申請すれば利用でき月~金曜日(夏、冬休み中は月・水・金)に1往復する。天北地区、恵北・増幌地区では、児童及び身障者手帳所有者が半額、高齢者バス乗車証所有者は100円になる。乗合タクシー運行開始から6年目を迎えることから、地域住民との意見交換会を開き、ハイブリッドバスは宗谷岬の滞在時間がこれまでの40分から1時間に延長することなどが報告された。