道は今月末にも稚内の恵比須、宝来地区など40カ所を土砂災害警戒区域に指定する予定だが、市が新たなカーリング場建設地として提案していた旧大谷校舎裏の指定については当分の間、見送られることが分かった。
 がけ崩れ、土石流など土砂災害の恐れがある地域の地形や地質の基礎調査を行い、該当する地域の住民への周知、避難体制の整備等推進する土砂災害防止法に基づき定めているもので、稚内では今までに中央、港など17地域を土砂災害警戒区域、このうち8カ所を建物など破壊の恐れがある特別警戒区域に指定されている。
 今回は恵比須、宝来富士見など土砂災害警戒区域40カ所のうち、24カ所が特別警戒区域に指定される。特別警戒区域には公共施設はないものの、災害時の避難場所となる稚中が警戒区域内に入ることから市(防災安全課)は「今後は別に避難できる場所を検討していきたい」としている。
 旧大谷校舎裏の土地傾斜については、道の基礎調査結果により警戒、特別警戒区域に当たると判断しているが、稚内建設管理部(治水課)によると、市から意見が出ており、市との調整が付いた段階で指定することになるだろうとしている。