人物安藤

 稚内漁協組合長として8期目の続投が決まった安藤善則さん(73)は「昨年は4年ぶりに30億円を突破した。更なる発展を目指しながらも限りある資源を大切にしていきたい」と抱負を語った。
 安藤さんは幹事、理事など歴任し、平成7年に組合長に就任。この間、常に時代に合った取組みをめざし漁業の発展に努めてきた。
 8期目を迎え、昨年大豊漁だったコンブ漁だが、3割ほど取り残しがあり、資源を無駄にしないよう今年は旗なしの自由操業の解禁日を10日早めたい―とし、更には採ったコンブを次年度の春にも販売し収入の安定を図ること。更に毛ガニ、コンブなど稚内の漁業の柱となっているが、西、東側の海2カ所を数年かけて漁場整備し地撒きホタテの育成に取り組み、稚内漁協にとっての支えとなるよう実験していきたいとの考えを明かにした。
 担い手対策については、この10年間で組合員が100人減少し今は205人。高齢化もあるものの組合員の収入は安定してきており、今後は200人台を維持できるよう市の協力を求め、新たな漁業者の施設にかかる費用の支援など、働きやすい環境に努めたいとし「数年で一人前になれるよう手助けしていきたい。変化には反対も多く出るが、時代にあった取り組みで組合の発展に努めるのが私の役目です」と思いを語った。