樺太

 2月27、28の両日に東京で開かれた市民映像祭「東京ビデオフェスティバル(TVF)2016」で、稚内北星大学生4人が制作した樺太を題材にした作品が入賞した。
 NPO法人市民がつくるTVFが主催した映像祭には、全国から123作品が寄せられ40作品が入賞。稚内北星大学の「私たちは〝カラフト〟を知らない」は、戦後70年を迎えたことでインタビューした樺太からの引揚者の今の思いと、昨年9月にサハリンまで足を運び取材活動したものなどロードムービー風に20分間でまとめた。
 映像祭で審査員を務めた映画監督の大林宣彦氏、高畑勲氏、映画評論家の村山匡一郎氏から「調べていくにつれて樺太を身近に感じるようになっていく様が上手く表現されている」「樺太で戦争は9月5日まで続いたことは日本人は知らなかった。学生が懸命になって学ぼうとしている」などの評価を受け、3年生の坂川秀代さんらは「取材したことで多くのことを学び、審査員の方々に評価されて嬉しい」と話していた。