下水汚泥

 稚内衛生公社は4日、産業廃棄物中間処理施設ノースウィルで、減圧バッチ式乾燥機の見学会を開いた。
 50人余りの関係者を前に、高橋淳一社長は「循環型社会推進のため、コストのかかる汚泥の焼却など再利用を目指し、最北から技術発信できるよう努めたい」と挨拶。根本事業部長から乾燥機について説明があった。
 稚内市で一般家庭などから排出される下水道汚泥は年間3600㌧ほどあり、このうち2000㌧のバイオガスを活用し稼働させ、残りは焼却処分している。この償却分を固形燃料や土壌改良材として再利用できないかと申請したところ、道リサイクル技術研究開発補助事業を受けることに決まり、12月から実証試験を重ねている。
 隣接する廃油再生処理施設からの熱源を使い、数時間~数日かけて水と乾燥汚泥に分離。乾燥した汚泥の含水率を調整しながらペレット(燃料材)製造や土壌改良材として使えるか分析している段階とし、根本事業部長は「将来的にはボイラーでの活用など視野に実験していきたい」と話していた。