暴風雪

 発達した低気圧による風と雪のピークは過ぎ、29日から稚内に出されていた暴風雪警報は1日午前10時前、注意報に切り替わった。1日は午前10時過ぎまで宗谷バスの市内線が運休するなどしたため市内2高校の卒業式は2日に延期された。
 稚内地方は1日明け方にかけて更に風雪が強まり、午前5時頃、宗谷岬で30・1㍍、稚内27・9㍍の最大瞬間風速を観測した。市内各所で吹き溜りが生じ住民が暴風雪の後始末に追われていた。
 吹雪や高波、除雪が追いつかないなどの影響で1日も各交通機関に乱れがあり、飛行機やフェリーは全便欠航し、JRは稚内~札幌間のスーパー宗谷、特急サロベツが運休。名寄~稚内間の普通列車は始発から午後4時頃まで運休が決まった。
 稚高定時制の卒業式は1日午後五時半から行われるが、稚高(全日制)、大谷高は2日に延期された。

「国道通行止め全て解除」
 暴風雪の影響で29日から通行止めとなっていた国道40号の朝日~豊富間、238号の声問~枝幸間など国道2路線7区間は午後0時半までに全て解除された。
 午前11時、40号の朝日~豊富間の通行止めが解除されると、20台近くの大型トラックや観光バスが豊富方面に向かっていた。

「道道抜海港線など通行止め解除」
 29日から通行止めだった道道抜海港線と稚内天塩線の緑6~浜勇知の間は、1日午前10時に解除された。浜勇知から天塩までは通行止め。

「市内各所で交通事故発生」
 稚内署によると、吹雪による視界不良で29日午後0時20分頃、東浦の国道238号の3カ所で、8台の車両が絡む物損事故が発生した。
 市街地でも29日、追突事故で人身6件、物損5件の交通事故があった。

「吹雪で豊富、猿払に避難所開設」
 宗谷総合振興局によると29日、吹雪で豊富町2カ所、猿払に1カ所避難所が設置され50人余りが自主避難したという。
 1日午前10時現在、通行止めで帰宅できない人が数名いる。人や建物などへの被害は無い。

「小中学校で休校や繰り下げ登校」
 29日の暴風雪の影響のため1日、南小の開校記念日による休校と増幌小中、宗谷小、大岬小、富磯小、天北小中、東中、宗谷中の臨時休校を除く他の小中学校は、2~3時間繰り下げて登校した。

「天北小中で児童生徒らが学校泊」
 市防災安全課によると、29日の暴風雪で道道稚内幌延線が通行止めになったことから天北小中の児童生徒5人と教諭4人の計9人が学校で宿泊したが、1日午前9時45分までに保護者の迎えやスクールバスで帰宅した。