人物点描人犬一体

 27日から2日間日程で大沼特設会場で開催される第33回全国犬ぞり稚内大会で、最年長マッシャーとして出場する声問1、自営業の加藤一弘さん(77)は「犬ぞり大会は冬の一大イベントの一つで歴史ある大会なので盛り上げていきたい」と意欲満々の様子。
 樺太出身の加藤さんは6歳の時に祖母が暮らす曲渕に引き揚げてきた。幼少期に近所で飼われていた犬に咬まれたことで犬嫌いだったが、昭和47年に知人から2頭の犬を預かったことをきっかけに犬との距離が縮まった。
 昭和58年に稚内公園を会場に始まり、昨年まで稚内空港公園特設会場で開かれた32回の大会全てに唯一人出場している加藤さんは、過去に大会実行委員会を務めていた時には、全国に稚内大会をPRするため道内外の犬ぞり大会に出場しており犬ぞりの魅力についても「人犬一体で雪原を疾駆すること」と話し「知人や妻(須美子さん)の協力があって大会に出場出来たので感謝の一言」と語っていた。
 90年代は全国から多くの出場で賑わっていたが、現在は小型犬など室内犬が主流になってきていることで一時出場者が大幅に減少したこともあったが、今年は初めて大沼特設会場で開催されることから「今までと違って白熱したレースが展開されることが楽しみです」と話し、自身も出場するからには優勝を目指したいと闘志を燃やしていた。
 加藤さんは27日の2頭引シニアと、28日の一頭引の2種目に出場する。