冬のせいかも知れないが、街を歩いていて活気のなさが気になっている。車に乗っていると余り感じないのだが、かつて稚内で一番活気があったアーケード街から郵便局、商工会議所辺りの活気が失せているかに感じる。
 己自身に元気がないから感じるかも知れない。しかし、それは色々な人たちの意見を聞く中でも感じることであり、地方都市の悲哀を現出しているのかも知れない。
 東地区に住んでいる筆者は中央4の会社まで車で通勤しており、東、南地区の店舗などの様子を見ながら通っているので稚内の街並は拠点都市としての体裁を保っているかに見える。車から降りて店舗に入っても週末はどの店もそれなりに込み合っているし、それに比べると中央地区は―というと昔日の面影はなくアーケード街の人通りはまばらで、道銀支店も市役所隣接に移転するので更に閑散とすることであろう。
 栄枯盛衰は人の世の習いとはいえ惨たんたる状況を再活性する手立てはないのか。北星大学の学生が“まちラボ”なる市民が憩える拠点をアーケード街一角に作ったといえ大きな起爆には物足りなく、ただジリ貧していくのを待つだけなのか。
 アーケード街ばかりでなく市内中にあれだけあった個人商店も今や風前の灯にあり、喫茶店など含め他の業種も細々と営業を続けている。
 こういった現況で心配なのは市民個々の自信喪失だ。なにくそという気概がなくなるのではと懸念している。
 堪忍も限度があると何処からか聞こえてきます。対策が急がれている。