日本の南極観測開始から今年で60年を迎えるのに伴い、市は記念事業の実行委員会を設立し、22日、市正庁で総会が開かれた。
 第一次隊による南極観測開始から60年を迎え、派遣に伴う樺太犬の訓練地や初代南極観測艦の船名に宗谷が使われるなど南極との関わりが深い稚内市から極地観測の必要性や地球環境への理解を再認識してもらうことを目的に記念事業を実施することを決めた。
 設立総会には、南極OB会北海道支部道北支会など関係団体から20人余りが出席。発起人の工藤市長が「今年は南極観測が始まって60年の節目。南極との関わりが深い我が街から極地観測の必要性などを呼びかけたい」などと挨拶したあと、今後の事業計画などについて協議した。
 南極OB会北海道支部道北支会を主体に7月~10月までの日程で国立極地研究所の白石和行所長を招いた講演会や南極昭和基地との衛星回線による出前教室、絵画コンクール、パネル展のほか、南極観測艦「しらせ」の寄港(9月~10月頃)を要請していることが報告された。