正直、これほど市民の反対意見が多いとは予想していなかった。大谷高跡地に新たに建設するカーリング場のことである。
 この1週間、小紙の「読者コーナー」には競技人口も少なく、多額のお金がかかるのに更にはカーリング場の前に公共施設の改修とか、医療や人口減など実行することが山ほどあるでしょ。それ故に反対ですとの意見が大多数を占めている。
 少しでも家計を節約しようと頑張っているのに市の建設計画は我々市民の努力をも逆撫でするもので到底許しがたいとの一般市民からの投稿に加え、産業界からも「業界が立ち行かなくなったら今以上に人口流出は続くであろう。先ずは経済対策をしっかりしてほしい」との声も寄せられている。
 一般家庭も経営者も苦しい状況なのに「カーリングとは何事か」と憤る声である。
 過日の市議会常任委員会で表教育長が述べたように「次代を担う子ども達に夢を。冬季スポーツ振興に」は十分理解できるのだが、大枚を投じることには疑義を呈し「もっと他にやることあるでしょ」との意見はもっともなことであり、ここは何を優先すべきかを見極める議論も重要で、我々市民としてカーリング場建設前段の実施設計費が上程される新年度予算案の3月議会での審議をじっくり見守る必要があろう。
 それと計画に変更は付き物であり、幾らカーリング場など一帯整備費20億円の8割強に国庫補助があろうとも規模を縮小するなど折り合いを付け市民の不安を少しでも緩和することも欠かせない。
 要は落し所である。