大谷高跡地に建てるカーリング場が主要議題になるというので滅多に行かない議会(常任委員会)に傍聴しに行ってみた。本紙の「読者コーナー」には結構な数の投書が寄せられているのに他の傍聴者といえば顔見知り常連さんばかり。議員と市側との議論が噛み合わない場面もたびたびあり期待した割には肩透かしを食った。
 表教育長ら市側は「冬季スポーツ振興と市長の公約でもあり」 、議員側は「市民ニーズも少なくマチにとって必要なのか」。いろいろ枝葉はあったものの教育長が教育委員会議(教育長ほか一般市民5人で構成)で3年間協議した末での市への要請なので粛々と事を進めるとの件が面白かった。
 市政というのは市長と議会の二元代表制であるのは異論を挟むものでないが、今回「教育委員会議」という如何にも厳めしい組織を敢えて教育長が言及したことに、市側の並々ならぬ決意を感じると共に個人的には奇異な感じを受けた。
 議員の「カーリングニーズはない」 、市側の「次代を担う子どもたちには必要」との主張は今後も平行線を辿るだろうが、市側は丁寧な説明に徹し、市民の理解を得られるよう努力するのが大事なのは言うまでもない。
 それと教育長は「行政には目的がある」と頻りに話し、その目的は稚内の将来にとって重要な冬季スポーツの振興であることを強調していたが議員が指摘していた「建設ありき」にならないよう真摯に対応し理解を得なくてはなるまい。
 3月議会が迫ってきており事は急がれている。