本紙「読者コーナー」にカーリング場への意見が後を絶たない。建設反対が大多数を占めている。
 スケート場が市街地からなくなり、スノボの頑張りあるもののスキー人口も以前に比べ大幅に減る中、冬季スポーツとしてカーリングを―という市長の考えは恐らく市民全員が理解しているのだが、当初建設費やその後の維持費などで大枚の金を投じ「稚内の財政、大丈夫なの」ということなのだろう。
 元々読者コーナーには女性の投稿が多いのだが、家計とリンクし「我が家では節約を旨としています」などと言われては市長も頭の痛いところだ。
 日ロ定期航路に続きカーリング場建設にも暗雲が漂ってきている感があるも、ここは大所高所から検討していかなければならない。
 我々民間会社は所持資金とコストなどの収支から事業を展開していくが、行政というのは収支だけでは語れない点があり、将来への次代を担う子どもたちへの投資と考えれば懸念も減ずることができるのでなかろうか。
 一人歩きしている感のある電気代など年間維持費が5000万円かかるという話も人件費など含んだものであり、更には当初建設費の7割は国庫補助されることなど、市役所は丁寧に説明するべきである。
 常任委員会で幹部職員の1人が「市長の公約なので」と言ったそうだが、議員の追及に思い余った末でにせよ短気は損気であり心した方がよかろう。
 以前の稚内といえば為政者の意のままのところがあった。市民の市政参画意識の高まり結構なことだ。