冬の水難訓練

 稚内消防署は27日、消防庁舎横の訓練棟で今年初めて冬場の水難事故に備え潜水訓練を実施した。
 同署では月1回、潜水士の資格を持つ救助隊員が水難事故に備え訓練を行っているが、冬は海がシケることなどから4月までは訓練棟で実施している。
 今年初めての訓練には隊員2人が参加。水温は海水よりも低い0度。深さ8㍍のプールで海に車などが落ちたことを想定し、隊員が水中に置かれた柵など障害物をくぐり抜け救助の連携などを確認していた。
 昨1年間であった水難事故は5件で3人搬送。冬は3月と4月に1件ずつ発生し、隊員は「この時期の海中転落事故はいち早い救助が重要になる」と本番さながら訓練に励んでいた。