雨と違い雪は溜る一方なので厄介だ。改めて言うことでもないのだが、先週末のような大雪だと家の前はもちろん仕事に私用に欠かせない車の利用に支障が生じ、うず高く積まれた雪で見通し悪く不測の事態も生じる。
 稚内の風はつとに有名で証明するように風車が70基近く林立しており冬吹雪くとだいたいが風を伴い、深夜でもその音で荒れているのが分かるのだが、15日のように朝方から深々と降ると起きて吃驚する。当然、除雪車の出動も遅れ、通勤時間帯にカチ合うと批判の矛先は市など行政機関に向かう。
 出前宜しく「今出ましたので間もなく着きますので」とは行かないのが行政機関の対応で、例えば時間外で警備に電話が回り適切な対応が出来ないと、電話した主は烈火の如く怒り、その対応の拙さをマスコミにも愚痴をこぼしてくる。
 15日の大雪での除雪で市に50件以上の苦情があったようだ。担当者は自分のこともあるだろうが、早く出勤するなど適宜な対応を執るべきだった。
 それと警備室だが、以前にもマイナンバーなどの事で苦情が本紙に寄せられている。時間外の警備なのだから―などとの安易な姿勢でなく、今回の除雪では「早急に担当者に連絡しますので」などと自分の出来る範囲での丁寧な対応が求められただろう。
 冬はまだ続く。雪国にとって除雪は最も大事なことであり恐らく今後もトラブル沙汰はあるだろう。
 役所に臨機な対応が求められているのは敢えて言うまでもないが、市民の側も節度ある心持でいたいものだ。