変色

 稚内の前浜で、冬の味覚の銀杏草採りが始まった。
 漁の解禁初日となった17日、朝の気温が氷点下7度まで下がる中、宝来~恵比須地区の前浜にはウェットスーツを着た漁師30人余りが岸~30㍍ほどまでの間で、箱眼鏡を使って海中を覗きながら岩場などに生えている銀杏草を摘み取っていた。
 今年は全体的に生育が悪いようで、岸から10㍍ほど離れた消波ブロック付近で採っていた漁師は「小さいのが多い。海水温が高いためなのか、茶色く変色しているのが目立つ」と、この先の漁を不安視していた。
 晴れて穏やかな天候となった18日も漁があったが、採取時間の正午を待たず早々に切り上げる漁師が目立った。