大雪

 15日未明から降り続いた雪で、稚内の積雪が今冬初めて平年値を上回る50㌢に達した。この大雪で道幅が狭くなっているのに市の除雪車が出動せず、住民から「この雪で何故出ないんだ」などとの苦情が殺到した。
 稚内地方気象台によると、雪が降り始めた15日未明~午前11時までの降雪量は31㌢、積雪は平年より10㌢多い50㌢に達した。大雪が降ったのは稚内や声問地区だけで、雪雲が稚内市街地上空に停滞し風が弱いことからまとまった雪が降った。
 30㌢以上降ったのに除雪車が出ていないことに、市役所には午前11時までに、除雪に関する問い合わせや苦情が55件寄せられた。
 市の一斉除雪は降雪量が15㌢以上に達すると出動することになっているが、今回の雪は降り始めが遅く、15㌢以上に達した時間は朝の通勤時間帯で交通に支障が出ることを理由に見合わせたが、住民からの苦情を受け車など通行に支障が出る所などは確認し対応したいとし、一斉排雪は16日に行うことにした。
 午前中、雪かき作業していた住民からは不満の声が聞かれ、中央地区の男性は「今年一番の雪なのに、ブルが来ないと雪を捨てる場所がない」、宝来地区の女性は「ちょっとの雪(昨日)で出動しているのに今日出ないのはおかしい」と市の対応に不満をあらわにしていた。

「来週月曜から着手 市道と道道の運搬排雪」

 稚内市街地の市道、道道の運搬排雪作業は18日から着手される。
 市道は18日早朝にかけて本道南線、栄街路富岡環状線、天北埠頭5号通、副港通、中央公園周辺、大黒12条通で今月いっぱい行われる。
 夜間に実施する道道の排雪は18日夜、稚内天塩線の緑6から始める。
 稚内建管部(事業課)によると、稚内天塩線は18~23日、中央2以北の抜海港線、21~23日、稚内港線(宝来1)21日の予定だが、天候によっては数日遅れることもあるとしている。

「国道は未定」

 稚内開建によると、稚内市街地の国道運搬排雪は未定とし、来週か再来週での実施を検討している。