昨年、稚内では大浦漁業、佐賀孝郎商店が倒産した。2社とも歴史の古い会社で、とりわけ大浦漁業は本紙の株主として色々とお世話になったので断腸な思いをしている◆水産業は今でも稚内の基幹産業なのだが、主役は沖底業界からホタテを主体にした沿岸漁業に代わっており、時代の趨勢とはいえ淋しい思いがしている◆荒くれ男たちが荒れた北の海で命を賭けて漁をする。絵になる光景だが、今や時代は変わってきており安全操業が求められている◆「ゴメを食べ生き長らえた」という言葉は大昔のことに。