平日の発行としては旧ろう30日以来6日ぶりの稚内プレス発行に当たり、読者の皆様方の御健勝を祈念すると共に、本紙への変わらぬ御愛読をお願い申し上げます。
 お正月中、元旦に御来光を拝めることができなかったのは残念だったが、稚内では大した事件・事故なく申年の滑り出しはまずまずだったか。稚内市民の精進の賜であろう。
 市長や官公庁のトップらが集まる新年交礼会は穏やかな天候に恵まれたこともあって250人ほどが集い稚内市勢の発展を願い夫々が晴れ晴れしい様子で歓談した。
 今年、84歳の年男を迎えた石塚宗博、桜井安夫両氏も一般市民を代表し市長らと共に鏡割りし壮健なところを披露し、その後の岡本亀美さんを交えた歓談でも明晰さ振りを垣間見せ若輩の筆者にとって時間が短く感じられるほど従前同様、薫陶を頂いた。
 会場を見渡すと挨拶しなければならない人がおりましたが、数十分では叶わず紙上を借り挨拶申し上げる次第であります。
 日ロ定期航路のショックが燻る中、稚内の飛躍を支える経済状況は決して良くはなく、この1年への心配も募っているが、人が生活する以上、何らかの経済活動は当然あるもので、好景気の時より丁寧な顧客や取引先との対応を肝に銘じなければならないだろう。
 工藤市長は交礼会の挨拶で「猿は木から落ちても猿だが(…)私は市民の信頼で(この場に)立っている」などと述べていた。以前の市長であれば公言しなかった言葉に、名市長への階段を上り始めたと感じた次第であった。