戦後70年という節目の年があと1日で終わる。それに乗じた訳でもなかろうが、絶対安定多数を獲得した安倍政権は安保関連法案を成立させ米軍の庇護から一歩抜け出した自衛権確保に向け歩を進め始めた。
 アベノミクスという経済政策は東京などでは効果を上げているようだが、片田舎の稚内への恩恵は薄く、これまで同様、稚内なりの活性策を模索しなければならない状況で、人口減も相俟って不景気風がサハリン方面からの気流に乗って吹いている。
 「来年こそ良い年に」と、我々市井の人間は年の瀬で念じるが、どうも雲行きは怪しい。それでも大晦日を前に「正月くらいは景気よく」とばかりに、市内の食品スーパーなどは正月食品を買い求める市民でごった返している。

来年こそ

 朝日5の生鮮市場では、開店から客が頻りなしに訪れ込み合っている。
 「大歳の市」と銘打った30日、午前9時の開店と同時にどっと買い物客が訪れ、鮮魚や肉など買い求めていた。 
 小新社長によると、鮮魚、青果など正月料理に欠かせない食材が大量に売れており、ミカンは糖度も高く上質なものが揃いました―と話していた。
 31日には1人前から様々な家族人数に合わせ種類豊富に、価格も1000円台から寿司の詰め合わせやオードブルを用意するそうで「出来立てを味わってもらえるよう万全の状態で調理します」と小新社長は話していた。