初の年間

 国の登録有形文化財の旧瀬戸邸で17日、初めて年間入場者数が1万人に達し、節目に訪れた観光客に記念品が贈られた。
 一般公開が始まった平成24年は3500人(5~10月)、25年2450人(4~10月)と減少傾向にあった入場者だったが、冬季観光含め通年開館することになった昨年からツアー客を中心に利用者が増え昨年7500人、今年は昨年を上回るペースで客足が伸びている。
 午前10時前、首都圏からのツアー40人余りが訪れた。1万人目になったのは台湾出身で日本に永住し30年以上になる神奈川県三浦市の青木妙子さん(63)。稚内観光協会などから記念品を受け取った青木さんは「稚内へは4度目になりますがびっくりしました。こんなラッキーなことは初めてで旅の思い出になりました」と笑顔を見せた。
 今年はこれまでツアーは214本、1日平均1~2本40~60人余りが訪れており、旅行会社の担当者は「北海道観光は景勝地を見学するツアーが多いが旧瀬戸邸のように歴史に触れるスポットは少ない。ここを訪れた人からの評判も良く人気がある」と話していた。