切羽詰らないと腰を上げない向きがあり、年末ゆえの公私の忘年会、市長らへの正月号インタビューなどと立て込むのに煮え切らないところがある。誰かのことではなく筆者個人のことである。
 市長、中田会頭、増田信金理事長への取材を終え感じたことは今年の景気がまずまずだったということか。人口減や医療に対する悩みは大きく、目下の話題は矢張り日ロ定期航路のことか。
 詳細は正月号で掲載するが、単に航路運航だけの問題でなく稚内港の整備計画、そして今、俄然注目されている北極海航路にも関わることであり、悩ましい限りである。
 工藤市長へのインタビューは5回目となり1年に1回の対談とは言いながら、此方の質問と市長の受け答えに澱みがなくなっているのを感じ、ひとつ敢えて申せば本当に市長になり変わったとの思いを強くしている。
 腰軽く色々な所に顔を出しては自らのトップセールスによって緒に就いたFDA就航など結実した案件も少なくなく、両輪でもある中田会頭が「真面目な人だ」と言うように、インタビューしていても嘘のない真摯な話しぶりが印象的であり、どこの首長もそうなのだろうが自らがけん引し稚内を良くするんだという気概もあり、1時間半ほどの取材時間はあっという間に過ぎてしまった。
 あと半月で新年を迎える。それぞれ反省点もあり痛快なこともあったでしょう。新年が佳き年であるのを祈るばかりだが、その肝心どころは稚内の経済状況だ。我慢と、打って出る姿勢を併せ持ち、難局乗り越えますか。