宗谷地方への観光客入り込みに回復傾向が見られ、今年度上半期(4~9月末)は147万人近くまで増加した。幌延町含めカウントするようになった平成21年158万人、22年153万人に次ぐもので、稚内市が38万人と、昨年同期を7・3%の2万5700人上回ったのが大きかったほか、豊富町の昨年比35・5%5万3100人増の20万人という入り込みが特筆される。この豊富町の伸びは温泉施設リニューアルが寄与したようだ―と宗谷総合振興局は説明している。
 逆に利礼観光は低迷しており、3町それぞれ3、4%の5000人程度、昨年より少なくなっており、団体ツアー頼みの集客に変化が求められている。
 猿払村への入り込みも19%の2万人余り増えており、道の駅駐車場がキャンピングカーで満杯状態であったことが証しとなるか。
 宗谷といえば稚内、利礼3町、猿払、豊富、幌延の北宗谷と浜頓別、枝幸、中頓別の南宗谷に大きく分けられるが南宗谷の不振が目立ち自治体は手っ取り早い観光によるマチ起こしを再考するべきだ。
 稚内に関しては官民一丸となった10数年来の努力が結実してきているようで、日本最北という地理的条件もあり、更には離島観光もあり、ホスピタリティー(もてなし)を忘却せねば急な落ち込みはなかろう。
 人口減の中、観光客など流入人口増による経済効果は大きいものがあり、今や観光産業は文字通り基幹産業となっている。更なるランクアップ目指し、お座なりでない心のこもった対応願っております。