平和

 稚内市歴史・まち研究会と稚内ユネスコ協会主催の平和祈念の灯りは、6日夕方から恵北の稚内赤れんが通信所で行われている。
 74年前の12月8日が太平洋戦争開戦日で、ハワイの真珠湾攻撃の際に送信された「ニイタカヤマノボレ」の暗号電報が同施設を中継して、日本の連合艦隊に送信されたという歴史を受け、同協会では悲惨な戦争を再び起こさず平和の大切さを伝えればと平成23年から取り組んでいる。参加した会員たちが通信所敷地内に70基の灯籠を立て灯すと、夜空に淡い光が浮かび上がった。
 引き続き、C棟で市教委主催の稚内学も開かれ、写真家の斉藤マサヨシさんが「稚内・サハリン(樺太)に残る戦争史跡」と題して昨年自らサハリンを訪れた際に撮影したクリリオン岬にあった旧日本軍の宗谷要塞観測所など、今もサハリンに残る戦争遺産を紹介した。灯籠点灯は8日まで。