稚内労基署は、11月の労働災害発生状況をまとめた。
 宗谷管内と天塩、遠別の12市町村で休業4日以上の労災は7件。建設業3件(土木、建築、電気通信工事)、製造業(水産食料品)、貨物取扱業(港湾荷役)、林業各1件、その他の事業2件(畜産業、通信業)。
 建設業では▽下水道工事の土止め資材の吊り降ろしで玉外しが終わらないうちに移動式クレーン仕様バックホウのアームを上げ指はさまれ骨折▽通信鉄塔の解体工事で動力工具で鉄塔を切断中、地上に転落。製造業では台車を移動中、後退して来たフォークリフトに足をひかれる。港湾荷役では出張中の管外でトラック荷を装置に船に積み込む作業中、玉掛用具にあおられ荷台から転落。通信業は雨天、バイクで配達中に右折した際に滑って転倒。林業は重機で道付けに倒した木をチェーンソーで切ったところ腹部に激突した。
 11月は重篤な労災が多発し、製造業では10月に続きフォークリフトにひかれる事故があったことから人の通路と走行路を明確に区別することが大事とし、クレーン作業の玉掛と運転手の合図の励行も呼びかけている。
 11月末では79件(昨年同期95)。ここまで過去例のない死亡ゼロが続いている。
 ▽製造業 15件(同16)▽建設業 16件(同20)▽道路貨物運送8件(同12)▽貨物取扱業 1件(同0)▽林業 4件(同6)▽漁業 12件(同14)▽商業 4件(同4)▽清掃業 4件(同3)▽その他の事業 15件(同17)。