学力向上プロ

 稚内市校長会の呼びかけで発足した稚内市学力向上プロジェクト会議の第1回構成団体代表者会議・第1回本部会議が27日午後、文化センターで開かれ、出席した関係者は子どもたちの学力向上に向けて協議した。
 全国学力調査で全国・全道平均から下回り稚内市の子どもたちの学力の向上は緊急性の高い改善課題となっている中、学習への意欲などの基盤となる生活面で、家庭学習時間が不足する一方、スマホやネットゲームの利用時間が学習時間を上回る実態を受け、学力向上にオール稚内で取り組む必要があるとして稚内市校長会を中心に関係機関9団体に呼びかけてプロジェクト会議を結成した。
 初会合には関係者18人が出席。鎌田市校長会会長(東小)、枡田市教育部長が「オール稚内で取り組むためにもプロジェクトの態勢を確立していきたい」などと挨拶したあと、意見交換会では今年4月実施の全国学力調査での生活状況のアンケートで、小学6年生で42・1%、中学3年生で51・7%の子どもたちが3時間以上全国平均上回りスマホやネットゲームをしている。市内の中学生約930人のうち約6割がスマホを持っている中、2人に1人が依存状態にあることなど報告された。
 今後の対策として授業の改善、子どもたちの生活改善、意欲を高める土曜授業など課題を検討する3つ部門を設け取組み、来年9月をメドに市教委に提言することを確認した。