市の12月補正予算に新しい定期航路運航会社に出資する1億円が盛り込まれなかった。市とアドバイザー契約している飯野港運(本社・舞鶴市)が仲介役となり候補とした運航会社から受諾の返事がないためだが、航路対策課の幹部職員に尋ねたところ「現段階では返事はないが来週には返事があるかも」と、笑み浮かべたように話していたので大詰めを迎えていることは確かなようだ。
 春以降、新設された日ロ定期航路対策部には数回訪れているが、日向寺部長は居たことがなく、今回も出札しているとのことで会わずじまいだったものの言ってみれば営業の仕事というのは椅子を暖めていても一銭にもならないわけで留守にすることは頑張っているという証左でもある。
 小社と市長との正月号インタビューは12月中旬に予定されているので、それまでに何らかの形が見えるものと予想しているが、前段の諸々が余り遅くなると要らぬ心配しなくてはならない。
 定期航路はハートランドフェリー社の時のよう最初の数年は赤字だろうが、後は黒字化し順風満帆な航路になること願っている。
 航路の安定には物資の輸出と輸入の増大が不可欠であり、輸出に関しては道庁がある札幌、そして旭川など道北諸都市を巻き込まなければならないし、輸入はホッケやスケソなど原魚不足に対応し原魚が成否を握ることになるか。
 市長が言うように定期航路は稚内にとって生命線であり、今後、運航会社など含めつつがなく準備が進み来年6月就航に無事漕ぎつけて戴きたいものだ。