冬への準備

 本格的な冬を前に恵比須の北船溜りなどで小型漁船を上架する作業が行われている。
 17日、稚内漁協の秋サケ定置網漁船「第三開運丸」の上架では大型クレーン2台を使って船体を吊り上げ、岸壁に隣接している空き地に陸揚げしていた。
 今シーズンは宗谷管内のサケ定置網漁の累計水揚げ金額は過去最高の50億円を超えたが、10月上旬の爆弾低気圧で、定置網の被害を受けた同漁協は例年より早く漁を切り上げることになり、漁業者の1人は「金額の割りに水揚げ量は良くなかった」などと話しながら作業していた。
 サケ漁船のほかにもナマコ桁引き船の陸揚げ作業も行われ、漁師たちはこれから来年1月のギンナン草や毛ガニなど冬漁に備える。