パリで悍しいテロが起き100人近い人が亡くなり瀕死の重体者含め250人以上が負傷した。イスラム国(IS)の仕業で実行犯は3グループに分かれ同時テロを行い、パリ市民ばかりでなく世界を震撼させた。
 つい1週間前にもロシアの旅客機がISによって爆破されておりテロの連鎖は世界中の人々を恐怖に陥れている。
 IS勃興のきっかけはブッシュ米国元大統領が命令を下したイラクへの攻撃の湾岸戦争にあるというのだから根が深い。それがシリアにまで勢力を伸ばし、その掃討のため米国やフランスなど有志国軍とロシアがISへの空爆をした報復としてフランスでテロに出たとしており、この先ロシア含め米国など有志国にもテロは及ぼうとしており、各国は警戒レベルを上げている。
 日本だって例外ではなく空爆には勿論加わっていないが、IS糾弾の声明などしており油断はできない。今や世界中の人間が恐怖に脅えているといっても過言でない状況になっている。
 イスラム教は法学・神学上の違いからスンニ派とシーア派に大別され、その間隙を突くように不満分子の中から生まれたISはイラクばかりか隣国シリアにも勢力を広げ、ジャーナリストなどを人質に取り身代金を要求するなどして資金を捻出し、日本人も拉致され殺害されたのは記憶に新しいところだ。
 人間は元々、自分以外を受け入れるのに寛容でないにしても宗教のそれは度が過ぎるものがある。宗教というのは心の奥底に由来するだけに修羅場が尽きることはない。