人間のやることにはミスが付きものだが、そのミスを少なくすることで会社の優劣が分かれる。ましてやデータ改ざん、粉飾決算など故意にやる気でやった不正は優劣以前の、その組織の存亡に関わることであり徹底的に膿を取り除かなければならない。
 テレビと違って文字が読者に紙媒体として残る小紙も入力違いの誤字脱字や、文意に大いに関係する「てにをは」の助詞の間違いであればまだしも、有料の広告に間違いがあるとクライアント(広告主)に多大な迷惑を掛け弁償沙汰になることもある。
 このため日頃から極力ミスしないよう努めるも正に「ミスは付きもの」で間違ってしまうことが間々ある。
 しかしミスにも度合いがあり、大して日を置かず同じ間違いを犯すことがある。そのような誤謬に関しては対策を講じているのにも拘らず怠慢により再びしでかしてしまう。
 小社では1面は前日から作るので校正など点検も十分なのだが、その日の記事を掲載する2面は短い時間で印刷まで漕ぎつけなければならず、ミスの確率が高くなる。
 いい加減なことを繰り返すと舞台から退場しなくてはならず、それが一生に1回の買い物になる住宅ならば待ったなしの一発退場となるであろう。
 東芝、旭化成建材、フォルクスワーゲンなどの不正事件で思うのは何故あのような大会社が不正を働いたのかということだ。利益を最優先に、少しばかり減収したからといってリストラなどし企業の存在価値を蔑ろにしたからだろう。利益至上は会社を駄目にする。