稚内信金は、主要営業地域の天塩、遠別、雄武まで道北地域の中小企業景況調査結果をまとめた。
 回答(99・3%)があった142社の7~9月実績と10~12月見通しを集計した。
 全業種の実績は、売上額DI(指数)はマイナス29・6(昨年同期対比12・2㌽悪化)収益マイナス28・5(同7・6㌽悪化)。
 製造業売上はマイナス47・2(同31・4悪㌽化)。秋サケは堅調だったものの、ホタテの大幅水揚げ減、ホッケなどの高騰により水産加工はマイナス52・4まで落ち込み、土石・骨材もどしゃ降りのマイナス100。
 卸売業売上はマイナス37・5(同6・4㌽悪化)。製造業同様、海産物業がマイナス62・5で、建築業もマイナス50と悪かった。
 小売業売上額はマイナス19・4(同16・8㌽悪化)。燃料マイナス83・3、自動車販売マイナス50と悪かった。
 サービス業売上はマイナス26・7(同6・6㌽悪化)。クリーニングはマイナス100自動車整備もマイナス37・5。旅館・ホテルは団体ツアーの伸び悩みと利礼観光の不振によりマイナス10・5。収益はマイナス50。
 建設業受注額はマイナス16・7(同12・4㌽改善)。公共工事は増えなかったものの改善傾向はあった。
 10~12月期見通しは売上額マイナス22・4、受注額マイナス31・7、収益マイナス32・6と、いずれも減少予想だが卸売業は売上高、収益とも改善予想にある。
 7~9月期の経営上の問題点は①売上(受注)の減少②競争の激化③人手不足④仕入商品・原材料値上り⑤人件費以外の経費増大。