㈳稚内木馬館から5日付けで「はまなす東児童遊園(はまなす2の海側)を取り壊すことにしました」のFAXを頂戴した。FAXの冒頭には別の「はまなす児童遊園」(はまなす1)含め設置してから16年経過したことも書かれており、在りしの日の記憶が蘇ってきた。
 パチンコひまわりを全道展開する合田観光商事(本社札幌)の「ひまわり稚内店」開店が破談した〝ひまわり事件〟である。
 民事で最高裁まで上告され法廷闘争に及んだ出来事であり、小紙もことの経緯を報道してきただけに、あの遊園の一つが閉鎖することに感慨深いものがある。
 互いに渦の真っ只中にある時は自分のことしか見えず相手を負かすことしか考えないものだが、結果がどうであれ長い年月が経つと表向きわだかまりは解けたようにはなる。
 現在の菅原理事長も当時のことは承知しており就任後暫くは引きずっているやに感じたが、何かをきっかけに互いに氷解するのを感じ今に至っている。
 その「何か」とは時間の経過であろう。
 角を突き合わせていても互いに得はなく、菅原さんの本心は知らねど、過去に余り拘泥することなきよう努めてきた筆者にとって、ありきたりだが未来志向の関係を構築しようとしたことは確かだ。
 お年寄りらの介護など広く福祉分野に携わっている稚内木馬館にとっても未来志向は非常に大切なことであり互いの考えが一致したということである。
 過去にこだわっていては進歩がないのは世の理である。前進するのみだ。