稚内労基署は、10月の労働災害発生状況をまとめた。
 製造業3件(水産食料品2、機械修理1)道路貨物運送3件、漁業3件、林業1件の10件。林業は3月以来、7カ月ぶりに発生した一方、9月に多発した建設業はゼロだった。
 具体的には▽製造業では①除雪車修理中に運転席から降りる際、ドアが風に煽られ転落②加工場から外に出ようとドアを開けた瞬間、強風でドアが閉まり指を折る③場内を歩行中バックしてきたフォークリフトに轢かれる▽道路貨物運送業①運んだ電動フォークリフトを移動させようとしたが、傾斜があったためトラック側に後退したなどし挟まれ骨折▽トラックから降りた際、車輪止めに着地し足首捻挫▽林業は植樹中、笹で隠れた窪みに足を取られ捻挫▽漁業はホタテ漁を終え船を係留するためロープを巻取り中に腕を巻き込まれヒジを脱臼。
 同署では①強い風が関係する事故が増えているのでドアの開け閉めには注意すること②不漁なホタテ漁だが、労災は昨年と変わらない12件起きているのでロープ巻き取りの際に注意すること③運送業では着地点の安全を確認することと水平な場所に荷物を下ろすことを呼びかけている。
 また冬型の交通事故防止、除雪のタイヤショベル運転での技能講習受講など求め冬期の労災撲滅を企図している。
 10月末は72件発生。昨年同期に比べ8件少なく死亡もゼロ(昨年同期3)で状況としては昨年より好転している。
 産業別労災累計。
 ▽製造業14件(昨年同期対比1減)▽建設業14件(同変わらず)▽道路貨物運送8件(同1増)▽林業3件(同2減)▽漁業12件(同変わらず)▽商業4件(同)▽清掃業4件(同1増)▽その他の事業13件(同3減)。