市は4日に開かれた市議会総務常任委員会で、年内に新会社を立ち上げ来年6月の運航を目指すサハリン航路について今後のスケジュールなど説明した。
 土門日ロ定期航路推進課長によると、ハートランドフェリー社から4億1000万円で取得し使用するアインス宗谷の引き渡しは来年4月に予定しており、航路の運航について現在交渉中の運航管理会社が去る10月26、27の両日に来市し、船舶や港湾施設などを視察し、受諾の返答についてはできるだけ早く伝えてもらうことを双方で確認したとした。
 市や地元経済界などが出資し約3億円の資本金で年内に新たな運航会社を設立するとしたが、この会社設立後にも稚内以外でも出資要請し、来年4月の増資を検討していることも明らかにした。
 千葉議員から国の地方創生の交付金で、サハリン航路関連の事業が採択されたが、国や道の支援策は―との質問に、土門課長は道には船の取得に向けた財政支援などお願いし協議している。国からは直接的な支援はないが8月の農水省主催によるサハリンでの日本食イベントや今回の地方創生の交付金など、間接的ではあるが支援の輪は広がっている―と答えていた。