先週土曜の小欄は消化不良の終わり方だったので、稚内の医療について考察したい。
 市立病院の國枝院長曰く病院の医師は夜勤明けに日勤と、多忙なようだ。このことに関しては御同情申し上げるものの、市の広報紙に「忙しい、勤務超過だ」などと何度もしつこく書くのは如何か。筆者が聞く限り相当数の市民があの訴えには閉口している。
 そりゃ、医師も往時から3割以上も減り1人の先生にかかる負担は大変なものがあるだろう。重々承知するものだが、ことさら訴えるのは大人気ない。
 今回、市長らがこのような市立病院の状況を思い会を立ち上げたのは院長が言うように余りにも劣悪な医師の勤務態勢を是正したいと思ったのであろうから、ここは隠忍自重し周りのサポートに期待するべきだろう。
 こう書くと門外漢が―と叱責されそうだが院長先生が市民の集まりで言ったようにコンビニ受診を控えることなどが必要であり、診療所の掛かりつけ医を持つようにし医療の分散化というのか分担もスピーディーに進めなければならない。
 要は病院、医師側と市民、患者側が良い関係を作り、医師側は患者に誠意を示し、患者側は先生を尊敬するという心が通い合う間柄になるのが何よりもまして望まれよう。
 医療の不充実によってどれほどの市民が地方に流出したことか。今、叫ばれる人口減の一因を作っている医療の、訴えだけでない充実を促したい。
 何やかやあるも個人的には先生方に助けられていることに感謝していることを付記しておきます。