稚内市民の日ロ航路への市への関わりを忌避する投書が数通あった。稚内市が出資する第3セクター会社での運航継続への警戒と抵抗感は強いようだ。何故かといえば3セク会社が破綻した場合の税金投入を経験しているからである。
 投書で共通しているのは民間会社だけでやりなさいということである。しかし民間会社といっても稚内で数百万円で済まないだろう出資金を拠出できる会社は何社あるだろう。その上に運航全般など経営をしていかねばならず、とどのつまり稚内市が主導していかなければ航路継続は無理であろう。
 市民にしてみれば過去の、全日空ホテル、宗谷畜産公社、水産公社の3セク会社破綻の検証をせぬまま、また新たな税金を投入することへの抵抗感は半端でないものがあり、それが具体的に現出した投書といえるだろう。
 興味深かったのは破綻した場合の責任の取り方で、過去をひも解いては将来的に破綻した場合、トップ(市長のこと)が代わっているというようなことも指摘している。その時は稚内に良かれと決意しやったことでも数年、十数年、何十年か経ち破綻した場合に責任を取れないのだから安易に決めるなということなのか。
 市長と市議は我々有権者が選んでおり、市民の代表として市政を司る中、今回の日ロ航路存続は稚内の命運が懸かっているとして決断したものであり、我々市民も協力していこうとする気持ちが以前にも述べたように大事なのでなかろうか。
 市民の意を酌み丁寧に準備していくこと願っている。