「ご近所も 世界も見える 紙面から」。15~21日までの新聞週間の代表標語である。
 朝日、読売など全国紙は創刊し100年以上の歴史があるのだろう。本紙は昭和25年、旧樺太(現サハリン)で「公憤」という新聞を発行していた前田彰翁が当時の名士の皆さま方の力を借り産声を上げてから65年。曲折はあったが、市民目線に重きを置いた新聞を制作してきたと自負している。
 商業新聞ゆえの辛さもあり、記者クラブの出入り差し止め、挙句は市の広告掲載休止といった憂き目に遭いながらこれまで存続してこれたのは読者の皆さんのお陰であり、感謝などという言葉では足りぬほどの謝意を持って現在も日々の新聞づくりを行っているところでございます。
 日本では幸い全国紙、道新などブロック紙、小紙など地方紙は往時から収益はダウンしているものの大幅減収、廃刊などという例は少ないが、海外ではニューヨーク・タイムズなど大手も紙媒体での減収を電子版で補うという経営状況にある。
 小紙も世帯の減少、地元企業の衰退により局面的には厳しい状況にあるが、ギリギリまでのコストカットなどによりどうにか継続してきているものの、「10年先は?」となると「大丈夫です」と答えられないところにもどかしさがある。
 今の若い世代は新聞などでなくスマホなどから情報を得ており、新聞の存在価値が問われている中、地域密着型の小紙も減量経営しながらニーズがある限り発行し続ける所存であり、今後も変わらぬ御愛読をお願いするものです。