抜海アザラシ

 抜海漁港内のアザラシが増えてきている。
 何頭かは年中、抜海沖合いなどに残っているが、10月に入りサハリン沖などから南下してくる群れが増えてきており、14日午前中は港内の消波ブロックの上などで30頭近くが寝そべっていた。12月に入るとピークを迎え、その頃になると300頭前後確認できる。
 観光客にとってはアザラシは人気者だが地元漁師にとっては漁場を荒らす厄介者。漁業被害が深刻化していることから稚内観光協会は今シーズン、アザラシ観察所を開設しないことにした。
 東稚内観光協会専務理事は「旅行会社には観察所小屋中止は理解してもらっている。その代わりに旧瀬戸邸などスポットを見てもらいたい」と話していた。