プロ野球の覇者が決まった。パ・リーグはソフトバンク、セ・リーグはヤクルト。盤石の強さを誇ったソフトバンクの一方、昨年まで2年連続最下位のヤクルトは激戦を好位置から差した。競馬のようだが、采配の妙もありトリプル3の山田など選手が夫々の役割を果たした結果だった。
 両チームとも新人監督だが、選手時代は20年以上もエースとして活躍したソフト工藤、代打として送ったヤクルト真中と好対照の野球人生であった。
 真中監督は当時の名将野村監督から「代打は試合の後半に出るので相手なり試合の流れを監督のように読み準備をしなさい」と言われていたそうで、その時培ったことが実際に監督になり役立ったのか。だから人生はおもしろい。
 兄貴肌の人で選手と寄り添っては元気付け指導したようで、筆者などは見習わなくては―と思った次第だ。
 今週土曜日から日本シリーズの前哨戦となるクライマックスシリーズが始まる。我が日本ハムファイターズの最初の対戦相手が西武かロッテかは分からなかったが、ロッテに決まった。強敵なので油断せず勝ち上がり工藤ソフトと対戦し負かしてほしいものだ。
 セ・リーグはヤクルトよりも2位になった巨人が強いような気がするが、戦力だけで勝敗を論じることは出来ずベンチワーク、監督采配も重きがあるので真中ヤクルトが原ジャイアンツを負かしそうな予感もある。
 再び堪らない時期を迎え胸が弾んでくる。ただ応援するだけの身の軽さに感謝する他方、己が関係することには気が重くなる。