漁船柵外れる

 大荒れの天候から一夜明けた3日、市内各所で暴風、高波の爪痕があった。
 ノシャップの恵山泊漁港、声問漁港で5月末に漁を終え冬に向けて船体整備のため陸揚げされていた稚内漁協の毛ガニ漁船2隻が、暴風で足場から崩れ倒れかかっていた。
 2日は30~40㍍の最大瞬間風速を観測した稚内だが、特に風が強いノシャップ地区は風速計が無いためどのくらいの風が吹いたか分からないが、安藤稚内漁協組合長は「過去に40㍍の風が吹いても倒れたことがなかったので、昨日はノシャップで瞬間的に50㍍以上は吹いたのではないか」と話していた。
 宝来地区を流れるトベンナイ川では、大量の根切れコンブが川を埋め尽くした。サケ防止の柵が高波で外れ、開いた所から波で運ばれてきたコンブを3日朝、業者が取り除いていた。