シケ避け

 発達する低気圧が宗谷地方を通過する影響で、稚内地方は1日夜から大荒れの予想がされており、暴風や高波などに警戒が必要だ。
 稚内地方気象台によると、2日は暴風、波浪警報を発表する見込みで最大風速は陸上25㍍、海上30㍍、最大瞬間風速は40㍍以上に達するものと予想。波は9㍍と猛烈なシケとなり「数年に1度の大荒れの天候になる」としている。
 大荒れの天候に備え稚内の前浜では磯船の陸揚げ作業が行われていた。ノシャップ地区の漁師は「波が9㍍となれば陸揚げしないと波に持っていかれる」と話し、船をロープで固定するなど対応に追われていた。
 稚内港には日本海で操業していた山形、石川など道外船籍の100㌧近い中型イカ釣り船が避難のため入港しており、第1副港は漁船の列ができていた。
 水産庁の取締船「かなざわ」も係留され、第2副港の稚内漁協市場ではシケ前に網起こししたサケの上場作業も行われていた。