時の流れ速く今年も残り3カ月になる。月に1遍は書くだろう書き出しに己が非才を恥じ9月最後の小欄を進めて行きますかな。
 春の統一地方選での市長、道議選が無投票だったこともあり、人によっては感じる怨念もなく一見平穏なようだが、その実はというと、経済状況は決して良くなく人口流出が続いている。
 マチの活性化ということでは夏から秋のイベントはほとんど好天に恵まれたことから人出も多くなり活気を呈し、基幹産業の水産業は沖合、沿岸ともまずまずに推移し、酪農も生乳生産は上向いており底上げ感はあるものの、公共事業の槌音が寂しいのは否定できず国や道の発注事業は稚内以外の所で施工しているのが多いのか―と想像を巡らす。
 稚内市は予算規模が小さいながら道路や公共施設の補修、建設にも予算計上するカンフル剤を打っているが、万遍なく行き渡ることは到底無理なところであり、一部建築関連業者の息切れも懸念されている。
 65歳以上の高齢者が人口の25%を占め反比例し子どもが少なくなり年齢層の片寄りが顕在化する中、稚内市政も前向きとは言えず一部には守りどころか後向きとみられるところもあり舵はかなり重くなっている。
 現状を維持するのがやっとといえる状況では市民に夢や希望を与えることはできないが、現状維持できれば御の字というのも頷ける。
 「次代を担う子どもたちのため」を御題目にしないためにも前例に捉われない斬新さが求められている。不作為せず今できることしっかりやらなくては。