稚内軽量運輸(佐々木政美社長)の移動スーパー「買物支援隊」が今月22日からの試験運行を経て来月5日から本格運行されることになった。
 佐々木社長とは30年近くになる知己を戴いており、中学生時代には本紙の配達もして戴いたこともあるなど何かと縁のある方で、2年前の5月GWには彼が代表の「稚内ほっけ隊」有志の皆さんらと大震災被災地の東北各所を回ったこともあり、公私とも本当にお世話になっている人だ。
 アイデアマンであり今回の移動スーパー構想の前には中央アーケード街の活性化を企図し仕掛けたが成就せず運送業として地域の配送業務をする中、お年寄りら買い物弱者が増えていることには心痛しているとの話を本人に聞き及んでいたが、行動力の凄まじいこと。国(経産省)から移動スーパーの車代2台分を賄う補助を得るなど様々な難関をクリアし新規事業として着手されるに至った。
 買い物難民だけでなく地場の製造業者の衰退に心を痛めており、その辺りの手当ても今回は企図しているようであり、これら救済だけでなく商売としても黒字を出してほしい。
 今の稚内の事業者は自分の領域を守るのが精一杯で、他人の領域まで踏み込みマチの活性化を図ろうという試みは中田組や藤建設など大手建設業者に見られるが、他は―となると難しいものがある。雇用面での不安もあり人口流出の一因になっている。
 昔、スーパータイガーや一部市民が移動スーパーをしたことあるも長く続かなかった。同じ轍踏まず成功すること願っております。