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 中央小、稚中、宝来地区住民合同の地震津波訓練が15日、中央小を避難場所に行われ、参加した児童、お年寄りら300人余りが万が一の事態に備えた。
 中央小では昨年8月の大雨で恵比須などで土砂災害があったことから、北地区の児童や住民らに避難場所の周知などのため昨年から実施している。
 訓練は午前9時45分に地震が発生したことを想定し行われ、児童は机の下などで揺れが収まるのを待ったあと、自宅から避難してきた地域住民とグラウンドで合流。津波警報が発表されたことから海抜8・1㍍ある校舎の2階に避難した。続いて稚中の生徒たちも到着した。
 稚内地方気象台職員から「稚内でも地震はいつ起きるか分からない。いざという時のために身を守ることも心掛けてほしい」などとの話があり、中尾稚中校長からも話があった。
 初めて参加した地域の住民の女性は「最近はあちこちで災害が多く有意義な時間を過ごせました」と話していた。
 稚内市社会福祉事業団では14日午後、養護老人ホーム富士見園などで土砂崩れによる自然災害を想定した避難訓練が行い非常時に備えた。
 裏山に近い養護老人ホーム富士見園は道から土砂災害警戒区域に指定されており、自然災害を想定した大掛かりな訓練を初めて行うことになった。
 職員や入所者80人余りが参加した訓練は午後2時頃、裏山の土砂崩れの危険性が高まっているとの想定で始まり、職員が車椅子の入所者を警戒区域外の特養の方へ避難誘導させたり、歩くのが困難な人は車両を使用して避難させた。
 全ての人が避難し終えるまで23分の時間がかかり、濱塚施設長は「思っていたより時間がかかった。昨年8月の礼文や稚内での大雨被害の事もあり、今回の訓練を活かし避難方法などしっかり考えたい」と話していた。