鬼が怒ったのか。茨城県など流れる鬼怒川が氾濫し民家が流され家に残された自衛隊ヘリによる救出劇に暫し見入った。
 おどろおどろしい4年半前の東日本大震災の大津波を想起させるTV映像を見ていて、この国は特に本州方面は何時このような大天災に襲われるやも知れず住む所でないとの思いを強くした。
 広範囲に帯状になる線状降水帯という雨雲によってもたらされた大雨は聞き慣れない「特別警報」の発表から始まり、10日午後1時過ぎ堤防の一部が決壊し見る見る川の水が住宅街を覆ってしまうという惨事を現出。被災した住民が言っていたように川の水は恐ろしくあの大津波のよう海の水は更に恐ろしく人間社会をずたずたにしてしまう。被災地で水を求め住民が列を作る光景を見て、それでも水は人間の生命にとって不可欠なことに奇異な感じさえ受けた。
 地球温暖化によるものだろうが、地球上でこのような水害や異常な雨不足など天災が頻繁に起こっている。被災の様子を見るたびに感じるのは連続する天災は地球が限界に近付いていることであり、日本にしても本州、九州、四国3島で生活している限り被害は高い確率であり、お天道さんは人間社会を苦しめることに何ら躊躇ないということである。
 その点、北海道は他と比べそれほどでもなく、なかでも稚内は風の強さには閉口するも大災害がなく人間が暮らすのに適している。
 土着の気質が強い日本人にとって移住というのは仲々できるものではないが「災害の少ないマチ」としてPRするのも一考か。